コミケの反省とか今後の秋葉原自販機全記録集についてとか

コミケの感想と今回の本の反省

コミケで自販機の同人誌を出した。秋葉原の自販機を記録し始めたのが2020年の5月ごろだから実に3年越しの「成果物」ということになる。ただ写真を撮って面白がっていたアルバムがようやく他の人に読んでもらえるものにまとまった。何人も買ってくれた人がいたことにも驚いたが、それよりも買ってもらえた結果自分のやる気が天元突破したことが嬉しかった。あの同人誌を買ってくれた人たちに面白いと思ってもらえただろうか。実は今回出した本にはかなりやり残したことがある。

  • データの範囲が2023年の下半期のみになってしまった
  • データの分析を夏の水の値上げの記事についてしかきちんと行えなかった
  • 各ページに書いた小話は思い出しながら書いたものだからあまり実のある話ではない
  • 最安値の場所を示した地図が実用性に欠けるものであり、分かりやすくするはずの地図を見てもよくわからないこと
  • 自分が1番伝えたい情報がなんなのか決めずに全て書いてしまったので地図や図などに明確な役割を載せられなかった
  • 写真もたくさん載せたかったけど白黒印刷で結構潰れてしまったこと
  • 誤字脱字が多かった
  • 完売した後、BOOTHへのQRコードを載せた紙をサークルスペースに置いておけばよかった
  • 表紙や冊子の中にイラストが一切なく、地味な仕上がりになってしまった

ざっとあげるとするとこんなところか。特に中身の構成については締め切りに追われる中、「とりあえず初めてなわけだし全部適当に決めて発行することを目的に作ろう」と考えていたのでかなり改善の余地がある。この作成方針をとったのは正直よかったとは思っている。出していなかったら反省点も見えてこなかったし、自分の本に興味を持ってくれる人がいることも分からなかっただろうから。完成、発売までこぎつけたことは素直に自分を褒めてもいいかも。

 

同人誌制作

やっぱりリアルタイムで最安値がどこかわかるWebサイト版の地図を作りたい。エンジニアの友達に相談したところWebサイト版の方が手軽に作れるらしいのでまずはVer1.0を公開することが今年の目標。それなのに今年の冬コミに出したい本が3冊あってもう大変。

  • 秋葉原自販機全記録2023年版の英訳版
  • 秋葉原自販機全記録2024年版(日英版)
  • コロナ禍の自販機の価格分析(日英版)

英語版を作りたい理由は秋葉原についてもっといろんな視点で海外の人たちに知ってほしいから、そして自分の特技である日英バイリンガルを活かせそうだから。アニメ人気を受けて日本は今欧米から大注目されている国なのでこの機は逃したくない。なんだかんだいつの時代も日本は海外に人気だと思うのだが、気のせいだろうか?アニメブームは確かにあるけれどもその前はゲームブームで日本は人気になっていた気がする。それ以前は技術大国として知られていたし。西欧諸国は極東の島国に何かロマンを感じるのだろうか。とにかく、英語版を作っていろんな外国人に自分のやっていることについて話したり、所属するDiscordグループで宣伝をしたらなんだかんだ50部くらいは売れそう。それこそ英語で動画も作れば同人誌の方も売れると思う。

 

Webサイト制作

Webサイトは秋葉原の地図が表示され、拡大縮小するとそこにある自販機群が表示されるモニにする予定。群をタッチするとその自販機群で1番安い商品達が一覧になって表示され、周辺の自販機の平均価格との差額、つまりお得度合いが見れるような仕組みにしたい。他に絶対に盛り込みたい機能が2つある。1つは地域指定をした上での最安値自販機検索。今自分がいる場所からみて、購入したい飲み物を検索すると1番安い自販機までの距離とその商品の平均価格がわかるようにしたい。最安自販機を知っても、遠すぎたら人はそこに行かない。けれど、平均価格も表示すれば最寄りの自販機がお得なのかどうかがわかる。この2段構えの情報を伝えることで実用的なWebサイトにしたい。他にも、自分が見ている自販機とWebサイトのデータが異なる場合、ユーザーが写真を投稿して最新情報に差し替えられる機能も実装したい。今は毎月初めにきろくをとっているが、1ヶ月の間に自販機の値段が更新されるかもしれない。そんなときにユーザーが更新をすればより実用的なウェブサイトになる。こんなの本当に作れるのかな。ウェブサイトやデータベースのプログラミングはもちろんのこと、アセットのデザインやアイコン制作は本当に私の苦手なクリエイティブ分野だ。友人の手伝いを借りたり、たまにはプロに仕事を依頼することでひとまずVer1.0を今年のうちに公開したいね。

 

動画制作

同人誌の作成以外に、教育番組風の動画を作ってYouTubeに公開したいなと思っているけれどこっちはまたまた手間が非常にかかる。お金を出してでもやりたいことではないが、こんなことにまで手を出していては自分がパンクしてしまう。ただ、この動画制作はやりたいことリストのかなり上位にいるのだ。1番やりたいことがウェブサイトの公開だとしたら、2番目くらいに動画制作が来ている。あいにくと私は動画編集が大の苦手なので(昔やっていたがいかに向いていないかを思い知った)作業に取り掛かるのはだいぶ後回しになるが。頭の中で番組を作ってまわすことは無料なので無限に番組制作を脳内でしているがこれまた面白い回が続きそうで作るのが楽しみだね。
番組の流れはピタゴラスイッチの実写パートや、もやっとなんとかみたいにしようと考えている。くもじいみたいなキャラの進行役(声は自分)がいて、自販機の説明をする実写の自分が映る。2人の掛け合いで自販機のしょうもない話をたくさんしていく。2役するくらいなら声は変えられるし、空気感も自分が監督兼役者になるからやりたいようにできる。内容は自販機群一つ一つの紹介とその特徴の解説、付近の自販機と競合している部分や付近の建物の特徴について話していこうと思う。一回の撮影で自販機群2、3箇所回れたらいいなと思っていて、1年を通して秋葉原にある群全てを回るシーズン構成になる。楽しみ楽しみ。まだやらんけど。

 

やりたいことがたくさんあって、とても楽しい1年になりそう。同人誌読んだ人、感想くれないかなぁ

成人済みの子供

中学生の自分は悩みごとがないことが誇りだった。学業で秀でていることが自分の特徴だった。誰もが僕を見て大人びていると褒めた。無知と素直さを取り違えた子供は無邪気に学校のすべてを吸収し、学校以外の全てを知らずにすくすくと育った。

案外多くの人が自分の家庭環境に対してコンプレックスや劣等感を持っていることを最近知った。ところがそれの大半は他の仮定を知ったがゆえの、大勢の他人を知ったがゆえの相対的な劣等感から生じるものだと思う。他の家が羨ましいのだ。自分にないものが、自分が欲しかったものを手にしている他人が、それを手に入れられる環境で育てたことに嫉妬しているのだ。僕はそうだ。お小遣いがあった他の家庭が、あちこち遊びに行けたクラスメートが、ゲームや漫画を持っていた友達が、失敗しても軽く怒られただけで許される他の子どもが羨ましかった。今でもそんな友達に激しく嫉妬しているし心の底で煮えたぎっている怒りは全て自分の子供時代の不自由さを呪ったものだ。厄介なことにこの怒りは発散するのがとても難しい。友達に話したところで、自分の家庭環境もそうだった、不自由な部分はあった、お前はここが恵まれているんだからぜいたくを言うな、俺はそれすらなかったぞ、と途端に不幸自慢の大会になってしまう。僕は誰よりも不幸だったから怒っているのではなく、ただひたすらに悲しかったことを誰かにわかってもらいたいだけなのに。子供時代という人間の根幹の部分に関する悩み事だからそもそも相談することではないだろうとも思うのだが、フラットに話す相手がいないのでは怒りの形もわからないし、何に怒っているのか感情を整理することもできなくなってしまう。これまでは人に話すことで頭の中を整理していたが幼少期の怒りについてはその方法は取れない。はてなブログの出番じゃ。

少しずつしか書けないけど、言葉にできるものから順番に書き起こしていきたい。

もっと遊びたかった。もっと長時間遊びたかったのではなく、もっといろんな遊びをいろんな友達としたかった。ゲーム機やカードゲーム、ゲーセン、友達の家で漫画を読んだりゲームをしたり、映画を見に行ったり学校帰りに寄り道をしたり。遊園地に行ったり、カラオケをしたり、友達と買い物に行ったり。母からはいろいろな縛りを設けられていたけど、その中でも未だに効いている強力なルールがある。

  1. 娯楽のためにお金を使うことは悪である
  2. モノ(おもちゃ)で友達を作るな
  3. 100%責任が持てない言動はとるな

一つ目の縛りはキリスト教で言う清貧に近いものがある。我が家は無宗教だがこの3つを遵守していたので、敬虔なカトリック教徒並みに(表面上は)無欲に育ったと思う。そしてこの一つ目のルールが非常に厄介なのだ。そもそもお小遣いなど存在しなかったので年がら年中財布の中身は小銭が何枚かあるだけだったが、お菓子を買うのもダメ、おもちゃを買うのもダメ、漫画を買うのもダメ、何もかもだめだったのだ。当然それらを持っている子とは話が合わないので外で体を動かして遊ぶのが好きな友達と毎日遊ぶようになる。遊び方も偏ってくる。

二つ目のルールはおそらく物の貸し借りを通して、他人にとって都合の良い人になるなという意味だったと思うのだが、一つ目の制約のせいで自分が何も持っていないため「他人からモノを借りるな」と頭の中で変換された。他人からゲーム機や漫画などのおもちゃを借りれば自分がその人に会う理由が「モノ」になってしまい、ルールを破ることになってしまうというのが僕の思考回路だ。なかなかに歪んでいるが僕にとっては100%正しい論理的思考なのだ。このため友達から何かを借りるときはいつもすごく大きな罪悪感を感じていた。

三つ目がおそらく一番残酷だった。子供の責任能力など高が知れている上に、責任が取れないからこそ親が存在するというのに私はその無理をこなそうと頑張っていた。無謀な行動をしてその責任を取ろうと躍起になったことも初めのうちは多々あったがそのうちに自分の手に負える、負えないの判断が付くようになって自分のやりたいことをしなくなった。自分のやりたいことよりも自分が責任を持てるかを常に考えるようになっていた。子供とは思えない思考回路だが、昔から今までこの考えをもとに判断し、行動してきた。責任が持てないことをするな、言うなと記憶にある限り叩き込まれるとともに基本的な礼儀についてマナー講師もびっくりするくらい厳しく躾けられたので小学4年生の時にはこの法則を必ずどんな場面でも守るようになっていた。躾けにはなかなか激しい体罰が伴っていたみたいだけど、先日兄からその詳細な様子を教えてもらうまでは記憶から完全に消えていたことが怖かった。言われても思い出せないことが半分以上あったが、思い出せただけでもなかなかに危険な内容だった。静かに涙を流しながら母に従う様子が悲しかったから兄は俺にいつも優しくしてくれていたのだという。そんなハートフルストーリーが兄との間にあったなんて知らなかったが当の本人は覚えていないのだから自分の脳みそが都合よくできているのがわかる。

これらの三つのルールが効いていたせいで大学に入ってしばらくの間は68円のポテトチップスを買うことでさえすごくイケナイことをしている気分になったしたったそれだけで自由を実感していた。自分で稼いだ金で自分の欲しいものを買うことはこんなに楽しいことだったのかと衝撃的だったしあまりの世界の広さに眩暈がした。億万長者になればこの自由が無限に続くのかと考えると早く働きたくなった。純粋で単純だね。疲れたから今日はここまで。

Magic Keyboard買ってみた

これ初めて買ってみて今使ってみてるんだけど本当にタイピングがしやすいから買ってよかった。試しに売っている文章だけでも爽快感と打鍵音の良さが際立つし、スピードについても本当に衰えがない。キーボードを英字にしたのもよかったわ。満足。星5。これでどこでも気軽にブログ描けるようになったから、自販機のログつけたり更新頻度も上がったりすると思う。以上

嫉妬と趣味について

誰かに嫉妬することが昔に比べて減った気がする。スマブラがうまい友人やプロで活躍している選手、アニメの話をするだけで儲かっているYouTuber、背が高くて勉強もできる裕福な家庭のクラスメート。以前はそれらに激しく嫉妬していたし、その人たちに負けてたまるかと躍起になって頑張っていた。けれども今はそんなことはない。すごいなーと思うことはあっても、自分のほうがこういう面で優れているしと心の中で焦ることもなくなった。理由はすごく単純で、その人と自分自身を比較してみている対象(母親)から離れることができたからだ。ことあるごとに比較されていたわけではないが、新聞に何かを達成した高校生の記事が載るとその切り抜きを読まされたし、同じ中学に通っていた知り合いが何かの大会で優勝するとそれを食事中に話されていた。自分が勉強ができなかったりアニカの大会で優勝できなかったことを母に愚痴るとほかのすごい人たちがいかにさらなる努力を積み重ねてきているか話され、負けた責任も物事を続けられない責任もなぜか自分で重く感じ取るようになっていた。大人になったら責任を負わなきゃいけないことが増えるよとひたすらに教えられて育ったけど、増えた責任はどれも些細なものばかりだった。むしろ親の期待に応える責任から解放されて、そもそもそんな責任を感じていたこと自体に気が付けて本当に良かった。

嫉妬が減った代わりに、何かを成し遂げた人を見たりそういった人の話を聞いたりしたときは自分が本当に好きなものは何だろうかと考えるようになった。当たり前のことだけど、私は私が一番好きなことをして生きていたいしやりたくないことはやりたくない。自分の好きな分野でならいまだに嫉妬はするし負けず嫌いも根強く残っている。自分が好きだと胸を張って言えることはスマブラ、アニメ、読書、食事、運動の4つ。マズローの欲求階層説に従って分類するならば、食事と運動は生理的欲求にあたる。運動については誰かと勝負をする楽しさも一部含まれているため生理的欲求以上の側面もあるけれど、山登りとかも大好きなのでやっぱり生理的欲求が一番分類していると近いかも。スマブラとアニメがどれに分類されるのかは正直わからないけど、今はアニメやゲームに関連した仕事に就けているから階層説とか関係なしにい感じに満たされているし、自分の時間の8割くらいは好きなものなんじゃないかな。好きなものが何か考えるときに必ず確認するのは、部屋に一人の時でもそれをしていて楽しいかどうか、というところ。これまで自分が実家にいたときは母親に生活をコントロールされていたこともあって、自分がそのものごとが好きなのではなく、自分がそれをしている時の他人の反応とか感情が好き、ということがよくあった。だから今はデュエマに結構はまっているけれども、これは一緒にデュエマをする友達がいなくなった瞬間辞めると思うからデュエマが好きなのではなく、デュエマをしている友達と遊ぶのが好きなんだと思う。いい友達を持ったものだ。

対戦ゲームという性質上スマブラも「友達とするのがすき」なものであって自分自身が本当に好きな物事の対象にするのは無理なのではと思っていた。でも一緒にスマブラをしていた先輩が寮をやめたとき、最初に取った行動がスマブラをする仲間をどうやって集めるか考えることだったのでやっぱりスマブラが好きなんだと思う、オフ会にも行ったし大会にも出た。Discordのサーバーはほとんどがスマブラ関連だしYouTubeのホーム画面もスマブラまみれなことがよくある。スマブラをやっている旧友を探したりその旧友のもとへ夜行バスを乗り継いで行ったのはさすがに情熱が最高潮の時だったからできたことだとは思う。それでも今も好きだしスマブラをする仲間は常に求めている。スマブラは今や立派な趣味になっている。大金持ちになったら日本でEVOに匹敵するような世界最大級のスマブラ大会を開くのが夢だったりする。ビッグサイトを会場にして、最寄りのよさげなホテルにPGRU上位50名は費用こっちもちで招待した場合の概算もした。賞金は出したいけど、それは桜井さんとかいろいろなところに許可をもらわないといけないだろうから大変だ。

話はそれたけど、最近感じていた自分の趣味の話と嫉妬の話でした。小学校とか中学校のとき、美術の時間に「好きなものを書いて」といわれて何も思いつかなかった絶望感は今でも覚えてるしそれがきっかけで美術と図工が苦手になったと思う。今も胸を張ってこれが好きですって言えるものがあるかと聞かれたら絵に残せるものはあまりないかもしれないけど、ちょっとずつ自分の好きなものを声に出して言えるようになれたらいいなと思う。

家ないなった

正社員として会社にも勤め始め、その間に本当に興味のある分野の会社でアルバイトも始め、そうしたら自分が理想とする世界を実現させるためには起業するのが一番良いということに気が付き、そのための準備として別の会社と業務委託契約を結んでいたらいつの間にかニューヨークにいました。収入が確保され、仕事がまわり、自分のやりたい目標に向かって頑張っている今は公私ともに充実していてすごく調子がいい。でも神様がそんな調子のいい状態を見逃してくれるはずないですよね。神に選ばれる、選ばれないとかいう人がいますが僕は基本的に神様は減点性だと思っています。彼はわがままなので。こいつあんま好きじゃないなって思ったらコツンとだるま落としを他人の人生でやり始める。はた迷惑だからやめろって言ってるけどこれがなかなか治らない。悪癖ってやつだ。そんなこんなで今回だるま落としされました、鈍雲です。家がなくなりました。

正確には来月住む家がなくなったという方が正しい。仕事が忙しくなってきたし彼女とゆっくり過ごす場所も欲しいなと思って寮から出て住む物件をいろいろ探していたのが4月の話。候補がいくつか決まって内見を始めたのが5月。ぴったりの物件を見つけて抑えてもらい、内見も済ませて本契約一歩手前まで進めたのが先週。ニューヨークへの出張とかぶっていたため、保証人の審査とハンコを押すところまで国内にいる保証会社と不動産屋、保証人に進めておいてもらったのだがなんとなんと保証人が審査に落ちまして、不動産会社に「保証会社に切り替えてもだめです死ねや」って言われたので死にました。ニューヨークのJFK空港に降り立ったわたくし、LINE開いてニューヨークついたよーってメッセージを送ろうと思ったら「審査落ちました」って言われたんです。引っ越し日も初期費用の準備も万全で、帰国したらすぐに量を引き払う準備をしていたのに。退寮届も今月末で出したのに。家具家電の下見とどんなのがいいかなーって話をしていたのに。飛行機の中で間取りと寸法を見て家具の配置をどうするか複数案エクセルで作成していたのに!!!!!!ウォークインクローゼットがついてる13畳の部屋だったのに!!!!二重サッシの防音設備完璧な秋葉原まで6駅の家賃8万円程度の最高の物件だったのに!!!!!はぁ?!?!?!?!?!?!

いやね、俺も親がヤクザならまぁしょうがないかって思いなおしてすぐに物件探し始められるよ?それでも審査落とした会社はパパにお願いして消してもらうけどね?でもうちの親、善良な市民なんすよ?すっげえ普通の親よ?大手車会社の会社員の父と専業主婦の母、ゾンビ映画だったら仲良く夕食のテーブルを囲んでいるところにゾンビが急に襲ってくるタイプの平和な一般的な家庭よ?やめてくんないまじで?もしかして庭に生えてたあのおいしいアスパラガス、”そういう”ハーブ系の植物だったりしたの?どうりであいつ成長はやいと思ったわ!!1か月に3本も生えてくんのおかしいだろ絶対!!ネットで調べてみたら、一般的にはアスパラガスってめちゃめちゃ成長早いから1日に10センチ伸びるケースもあるんだって。じゃあ問題ないじゃねえか!!!!むしろうちのアスパラガス遅いじゃねえか!!!もーーーーーーーーーーーーー

近況報告でした。1か月くらい有給使ってバカンスしたら起業しようと思ってます。その話はまた今度。あーあ…ある日突然タワマン経営者が9階とかにある2LDKの部屋いっこまるっとくれたりしないかなぁ…

マルチディスプレイと周辺機器を複数のパソコンで共有する方法

目次
- イントロ 
- 結論構成
- 結論構成に至るまでの経緯
- 購入した製品詳細

 

イントロ

本記事は、
・ディスプレイ2台
・キーボード
・マウス
・マイク
・ヘッドセット
を3台のノートパソコンで共有する方法を記録した記事である。当初の目的はボタン1つで画面も周辺機器もpc1からpc2につなぎなおす方法を模索したが、専用の機器は以下のような高価なものしか見当たらなかったため断念し、複数の機会を組み合わせることによって「ボタンを押せばpc1→pc2に切り替えられる」ようにすることを目的にした。配線を差し替えることがなくなればいいや。備忘録を兼ねているので冒頭に結論構成を記して、その後に経緯と注意点を書く。

結論構成

図1を見てほしい。配線が知っちゃかめっちゃかになったけど、これでも案外何とかなるもんだということが分かった。近々引っ越す予定があるためきちんとまとめたり長さをそろえたコードを買ったりはしていないのでごっちゃごちゃのごちゃりんこだがまぁ、これもありでしょう。

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図1

まずは周辺機器の切替器について説明を、図2をみてくだせえ。USB切り替え機はサンワサプライのものを使いました。これは最大4台のパソコンで4つのUSB危機を共有できるようにする機械で、なんと背面にマグネットがついているためデスクトップに貼り付けることができる!一つだけ不便というか気を付けないといけないのは、ヘッドホンとマイクが私の場合はUSB Aで接続するタイプだったからよかったものの、USB接続出ない場合はこれでは効かないということ。また、パソコンと切替器の接続部分はUSB Bであること(図2参照)。切替器はボタンを押すと入力パソコン1→2→3→4と順繰りに切り替えてくれるのでとっても使い勝手がいい。各パソコン1回目の接続はヘッドホンドライバやマウスドライバなどで接続に時間がかかるが2回目以降は何の問題もない。

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図2

次にディスプレイ接続について、図3を見て下せえ。これが一番難点だった…なにせ普通のノートパソコンにはHDMI端子が1つしかついてないからなぁ!!ほいでVGAなんて時代遅れの代物使いたくねえし(そもそも社用PCが新しくVGA出力端子が付いていなかった)どうしよう!!と困っていたらなんとここでもUSB君が活躍しまして、USB C→HDMIのコードがあるではありませんか。こりゃ素晴らしいということで、ディスプレイ側には手元で切り替えられるようにボタンのついた入力切替器を取り付けて、それをそれぞれのパソコンへHDMI-HDMIHDMI-USBtypeCのコードをつなげて完成。

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図3

 

結論構成に至るまでの経緯

USB切り替え機に関してはほぼ即決だった。パソコンによっていちいち入力機器を変えなきゃいけないのはかなりストレスだったしね。問題はデュアルディスプレイをノーパソで切り替え可能にする方法だった。これがデュアルじゃなくてシングルモニタなら、こんな面倒な配線なしに1万円ちょっとの「USB切り替え兼ディスプレイ切替器」!!なる優秀なものがElecomとかいろいろなところから出てるわけでして…(下のリンクとか)

https://www.elecom.co.jp/products/KVM-DVHDU4.html

HDMI出力が2か所ついていないのが悪い!というのは置いておいて、実は最初USB-CじゃなくてUSB- A→HDMI変換器をノーパソに取り付けてデュアルディスプレイにしてたの。それをした理由は
1:USB-Cから映像出力できるって知らなかった
2:自分がの私用ノーパソにUSB-C出力がなかったため、万が一自分のノーパソをつなぎたいってなったときも対応できるようにするため
だったんだけど、以下の3点よりやっぱりだめやってなっていろいろ模索し始めた。
1:USB-A→HDMIに変換する機械のソフトの問題で、1920×1080の画面が1080×720としてしか認識されなかった
2:画面のロードが若干遅く、マウスカーソルもソフトの描画もラグい
3:1の画面サイズを設定で変更すると、1080×720のときの大きさのマウスポインタがダブって表示されてマウスポインタの先が見えない。
USB-Cで出力できることに気が付いたからよかったけど、今度は「パソコンがUSB-Cの映像出力に対応しているか(具体的にはThunderbolt3以上とか、Display Port Alternative Modeとか)」ということを確認しないといけないことに気が付きまして。結論、充電も映像出力も1本でまとめてできるQuick Charge対応だったので一件落着。

購入した製品詳細

今回買ったものを失敗したものも含めて列挙していきます。
サンワサプライ SW-US44HMG 磁石付きUSB2.0手動切替器(ハブ付き・4回路)
6,000円くらい。使い勝手非常に良し。今回の買い物で一番満足している。
・USB C to HDMI ケーブル 1.8m
1,400円くらい。結論構成の一人。Thunderbolt3に対応しているものを購入。
・Sungale USB HDMI 変換アダプタ[2021年NEWモデル]
2,000円くらい。2つも買ったのに一番失敗した商品。USB AからHDMIに変換してくれるものなんだけど、画面サイズを正しく検出しないのは勘弁

自販機

 新型コロナウイルスが流行して早1年。私は自粛生活に疲れてしまい、新しい趣味を探していました。ゲームもアニメも読書もボドゲもぜーんぶ飽きてしまった。やはり今必要なのは運動を伴う趣味。長らく椅子に座るか寝るかしかしていなかった毎日で体もなまっていることでしょう、手軽なウォーキングなどしてみようかと思い大好きな秋葉原に毎日徒歩で通うことにした。3日ほど連続で秋葉原に歩いて行ってぶらついて帰ってくる生活を繰り返していると、ふと秋葉原の自販機の多さが気になってきた。平常時では人でごった返しているため自販機の場所や数など風景の一部でしかないが、人っ子一人いない商店街では自販機の赤色がやけに目立つ。数えてみると一か所に最大9台、5メートル間隔で1台ずつなど異常なほどに自販機が密集している。さらにはその自販機のラインナップも偏っており、3列ある内の2列がすべてマックスコーヒーで埋め尽くされている自販機があったり、一番上の列が全てドクターペッパー、2列目が全てマックスコーヒーの自販機があったりする。面白くなってきて自販機の中身に注意して散歩してみると、おでん缶だけの自販機、ポンジュース専用の自販機、1列全部がモンスターエナジーの自販機、コカ・コーラの自販機なのに一つもコカ・コーラを置いていない自販機、逆に瓶のコカ・コーラしか販売していない自販機などあちこちの自販機に特徴があることが分かった。さらには値段についても、隣り合っている自販機なのに同じコーヒーの値段が10円違ったり、お店の中と外で炭酸飲料の値段が10円違ったりと値段についてもそれぞれ場所と台で特徴があることに気が付いた。あまりにも面白く、あまりにも毎日が暇なもので、数日歩いているうちにとうとう秋葉原にある自販機全ての位置と大体の商品ラインナップ、それらの価格が把握できてしまっていた。ここまで来てしまうと自販機のラインナップが変わることに対しても敏感になる。コーヒーの種類が一つ減っている、オレンジ味の水が新しく追加された、あったか~いの列が丸ごと消えてつめた~いに変わっている、など夏が近づくにつれて様々なものが入れ替わっていく。このままでは秋葉原の自販機に置いて行かれてしまうと焦った私はすべての自販機を写真に収め、記録をとっていくことにした。私は自販機の写真を大量にとる奇人になってしまった。緊急事態宣言が一時解除された今年の6月末から7月にかけては秋葉原にも人が戻り始めたため昼間に自販機の撮影をすることが難しくなっていた。そもそも秋葉原のにある自販機をすべて撮影するには4時間ほど必要であり、炎天下の中あちこち歩き回って写真を撮るのはかなりの重労働だ。そんなときは夜21時ごろに秋葉原に出かけ、ある程度涼しくなってから写真撮影をしていた。夜の秋葉原は違ったジャンルのメイドさんが呼び込みをしていたり、明らかな輩がたむろしていたりと昼間とは違った街の顔が見れた。それでも時短営業が続いていたため23時には誰もいなくなっていた。

 私の新たな趣味が無駄なものだとは言わせない。モンスターエナジーは大抵自販機では210円で販売されているが、秋葉原の自販機では180円で売っている自販機が2台だけある。そのうち片方は秋通称「アキバ」として一番有名な大通りに面しているマツモトキヨシの左側面の路地に入るとすぐに見つかるため興味がある人はぜひ行ってみてほしい。味は普通の自販機のものと全く変わらない。秋葉原にある自販機にはやたらとドクターペッパーマックスコーヒーが売られているが、そのどちらも「オタクの聖地」秋葉原らしい理由がちゃんとある。秋葉原が舞台となっているアニメ『シュタインズ・ゲート』では主人公の岡部倫太郎がドクターペッパーを「選ばれしものの知的飲料」として愛飲している描写がことあるごとに描かれている。『シュタインズ・ゲート』は秋葉原の町おこし企画として昔はコラボをたくさんしており、その名残が「世界のラジオ会館」の1階と5階にある『シュタインズ・ゲート』ラッピング自販機に残されている。昔はこの特別仕様の自販機から限定のTシャツが買えたらしい。マックスコーヒーについても、『木更津キャッツアイ』というテレビドラマシリーズで一躍有名になったという背景があり、その聖地のひとつが秋葉原なのだ。最近の作品で言えば『俺の青春ラブコメはやはり間違っている』でたくさん登場するマックスコーヒーだが、アニメの聖地と化した秋葉原がそれにあやかってマックスコーヒーをたくさん置いているという説もある。確かに秋葉原駅つくばエクスプレスが通っており、マックスコーヒー発祥の地である千葉県にとって秋葉原は東京の玄関口かもしれないが、それにしても千葉県民はマックスコーヒーが大好きなようだ。

 先月も11月分の秋葉原自販機データを写真に収めてきたが、悲しいことに12月はまだ撮影が終わっていない。データが集まったらそれらを地図にして公開しようと考えているためその時はぜひ一度見てみてほしい。秋葉原に遊びに来た時に「一番安くUCCのブラックコーヒーが買える自販機はいったいどこにあるんだろうか?」「がぶ飲みシリーズが飲みたい!秋葉原にはあのやっすいメロン味のジュースを置いている自販機はあるのかな?」といった疑問は私の地図であれば解決してくれるでしょう。