コミケの反省とか今後の秋葉原自販機全記録集についてとか

コミケの感想と今回の本の反省

コミケで自販機の同人誌を出した。秋葉原の自販機を記録し始めたのが2020年の5月ごろだから実に3年越しの「成果物」ということになる。ただ写真を撮って面白がっていたアルバムがようやく他の人に読んでもらえるものにまとまった。何人も買ってくれた人がいたことにも驚いたが、それよりも買ってもらえた結果自分のやる気が天元突破したことが嬉しかった。あの同人誌を買ってくれた人たちに面白いと思ってもらえただろうか。実は今回出した本にはかなりやり残したことがある。

  • データの範囲が2023年の下半期のみになってしまった
  • データの分析を夏の水の値上げの記事についてしかきちんと行えなかった
  • 各ページに書いた小話は思い出しながら書いたものだからあまり実のある話ではない
  • 最安値の場所を示した地図が実用性に欠けるものであり、分かりやすくするはずの地図を見てもよくわからないこと
  • 自分が1番伝えたい情報がなんなのか決めずに全て書いてしまったので地図や図などに明確な役割を載せられなかった
  • 写真もたくさん載せたかったけど白黒印刷で結構潰れてしまったこと
  • 誤字脱字が多かった
  • 完売した後、BOOTHへのQRコードを載せた紙をサークルスペースに置いておけばよかった
  • 表紙や冊子の中にイラストが一切なく、地味な仕上がりになってしまった

ざっとあげるとするとこんなところか。特に中身の構成については締め切りに追われる中、「とりあえず初めてなわけだし全部適当に決めて発行することを目的に作ろう」と考えていたのでかなり改善の余地がある。この作成方針をとったのは正直よかったとは思っている。出していなかったら反省点も見えてこなかったし、自分の本に興味を持ってくれる人がいることも分からなかっただろうから。完成、発売までこぎつけたことは素直に自分を褒めてもいいかも。

 

同人誌制作

やっぱりリアルタイムで最安値がどこかわかるWebサイト版の地図を作りたい。エンジニアの友達に相談したところWebサイト版の方が手軽に作れるらしいのでまずはVer1.0を公開することが今年の目標。それなのに今年の冬コミに出したい本が3冊あってもう大変。

  • 秋葉原自販機全記録2023年版の英訳版
  • 秋葉原自販機全記録2024年版(日英版)
  • コロナ禍の自販機の価格分析(日英版)

英語版を作りたい理由は秋葉原についてもっといろんな視点で海外の人たちに知ってほしいから、そして自分の特技である日英バイリンガルを活かせそうだから。アニメ人気を受けて日本は今欧米から大注目されている国なのでこの機は逃したくない。なんだかんだいつの時代も日本は海外に人気だと思うのだが、気のせいだろうか?アニメブームは確かにあるけれどもその前はゲームブームで日本は人気になっていた気がする。それ以前は技術大国として知られていたし。西欧諸国は極東の島国に何かロマンを感じるのだろうか。とにかく、英語版を作っていろんな外国人に自分のやっていることについて話したり、所属するDiscordグループで宣伝をしたらなんだかんだ50部くらいは売れそう。それこそ英語で動画も作れば同人誌の方も売れると思う。

 

Webサイト制作

Webサイトは秋葉原の地図が表示され、拡大縮小するとそこにある自販機群が表示されるモニにする予定。群をタッチするとその自販機群で1番安い商品達が一覧になって表示され、周辺の自販機の平均価格との差額、つまりお得度合いが見れるような仕組みにしたい。他に絶対に盛り込みたい機能が2つある。1つは地域指定をした上での最安値自販機検索。今自分がいる場所からみて、購入したい飲み物を検索すると1番安い自販機までの距離とその商品の平均価格がわかるようにしたい。最安自販機を知っても、遠すぎたら人はそこに行かない。けれど、平均価格も表示すれば最寄りの自販機がお得なのかどうかがわかる。この2段構えの情報を伝えることで実用的なWebサイトにしたい。他にも、自分が見ている自販機とWebサイトのデータが異なる場合、ユーザーが写真を投稿して最新情報に差し替えられる機能も実装したい。今は毎月初めにきろくをとっているが、1ヶ月の間に自販機の値段が更新されるかもしれない。そんなときにユーザーが更新をすればより実用的なウェブサイトになる。こんなの本当に作れるのかな。ウェブサイトやデータベースのプログラミングはもちろんのこと、アセットのデザインやアイコン制作は本当に私の苦手なクリエイティブ分野だ。友人の手伝いを借りたり、たまにはプロに仕事を依頼することでひとまずVer1.0を今年のうちに公開したいね。

 

動画制作

同人誌の作成以外に、教育番組風の動画を作ってYouTubeに公開したいなと思っているけれどこっちはまたまた手間が非常にかかる。お金を出してでもやりたいことではないが、こんなことにまで手を出していては自分がパンクしてしまう。ただ、この動画制作はやりたいことリストのかなり上位にいるのだ。1番やりたいことがウェブサイトの公開だとしたら、2番目くらいに動画制作が来ている。あいにくと私は動画編集が大の苦手なので(昔やっていたがいかに向いていないかを思い知った)作業に取り掛かるのはだいぶ後回しになるが。頭の中で番組を作ってまわすことは無料なので無限に番組制作を脳内でしているがこれまた面白い回が続きそうで作るのが楽しみだね。
番組の流れはピタゴラスイッチの実写パートや、もやっとなんとかみたいにしようと考えている。くもじいみたいなキャラの進行役(声は自分)がいて、自販機の説明をする実写の自分が映る。2人の掛け合いで自販機のしょうもない話をたくさんしていく。2役するくらいなら声は変えられるし、空気感も自分が監督兼役者になるからやりたいようにできる。内容は自販機群一つ一つの紹介とその特徴の解説、付近の自販機と競合している部分や付近の建物の特徴について話していこうと思う。一回の撮影で自販機群2、3箇所回れたらいいなと思っていて、1年を通して秋葉原にある群全てを回るシーズン構成になる。楽しみ楽しみ。まだやらんけど。

 

やりたいことがたくさんあって、とても楽しい1年になりそう。同人誌読んだ人、感想くれないかなぁ