むだい

遠方で起きた事故について読み悲しめというのは無理な話である。共感性がそこまで高いのであれば誰かが焼肉を食べたと聞くたびに多幸感で満たされペットが死んだと聞けばおんおんと泣き出すことになる。忙しい忙しい。宮沢賢治の「雨ニモマケズ」は移動時間でいろいろ考えられたし噂の数もそこまで多くない、地元の範囲内だからできたことなのであって今では到底真似できるものじゃあない。だからといって当時だったならば私が雨ニモマケナイ人になれたかというのは別の話。